1曲目「Believe in Oneself」と初心者にお勧めの作曲本
2015年2月22日投稿のオリジナル曲、私にとって初めて作った曲です。
「夢を叶える」をテーマのキラキラした曲を目指して作りました。
コードって何?ってぐらいの初心者が作ったので、まあ、そんなもんかなとは思いますが、今聴くと、音はちゃっちいはアレンジはすかすかだは、直したいところ満載です。まず、アコギがバッキングせずにアルペジオしてます。その変わりにピアノがバッキングしてたりします。使ってる楽器もアコギ、ピアノ、ドラム、ベース+間奏のメロディ要員として、エレキギター、バイオリン、フルートとちょっと変わってる気がします。そして、何より、何も分からず作ってるなと思わせるのは、ラスサビで、あり得ない転調をしているところです。短2度転調でいいところを、近親調に飛んじゃってるんで確か、5度ぐらい上がっちゃってるんですよね。全部の音が。それをカイトさんに歌わせてるので、ラスサビがめっちゃ辛そうです。
まあ、3コードのならべ方すら理解してない奴でも、本やネットの情報を使えば、このぐらいの曲なら作れちゃうわけですね。でも、できたときには本当にうれしかったのですよ。曲になったあ、と。
超初心者の曲づくりにおいて、「よくわかる作曲の教科書(秋山公良さん著)」と「すぐ歌えるコード進行ネタ帳(石沢功治さん著)」にとてもお世話になりました。「よくわかる作曲の教科書」は、3コードの説明がとても分かりやすい本です。いきなりドミナントとかトニックとか言われても、言葉がそもそも受け付けられなかったりすると思うのですが(少なくとも当時の私はそうだった)、もっと分かりやすい言葉で表現してくれています。ただ、ちょっとクラシックよりの部分があるかなとは思います。でも、初めて読む作曲の本としては分かりやすくて良かったです。(7thコードのあたりで挫折したけど)「コード進行ネタ帳」は、コード進行のパターンを複数載せている本の中では、単純なコードで構成されていて、初心者にはとっつきやすいと思います。コード本って結構たくさん持ってますが、大抵、テンションコードとかたくさん使われていて、かっこいいんだけど、コードの知識0だと、音符の音がすごくたくさんなんだけど、これ、全部打ち込むの?ってなるんですよ。その点、すぐ歌えるの本は簡単コードばかりで、しかも、Aメロならこれ、Bメロならこれと表示されていて、さらに、どれに繋ぐといいよみたいなチャートもあって、とても良かったです。全部が8小節分でできているのも◎。が、その分、どのコード進行を使ってもそんなに変わらない感じになっちゃうので、その辺が注意だと思います。
この頃は、ボーカロイドはカイトさん(V3)しか持ってなかったし、Studio oneもarthist(ボーカロイド付属版)だったので、音源にしても、エフェクトにしても、使えるものが少なかったですが、そもそも使い方も音選びもよく分かってなかったので、逆に選べる選択肢が少なくて良かったような気もします。
人って成長するね。