長瀬匠のボーカロイド曲制作記録(MV制作もするよ)

主に、KAITOと鏡音レンを使って曲を作ってます。イラストも動画も自作しています。どれも、日々精進中。制作物を紹介するとともに、今からボカロP始めたいという方に勇気を与えるブログにしたいです。

4曲目「希う」と自己流の限界

www.nicovideo.jp

2018年2月14日にアップしたオリジナル曲「希う」です。

ちなみに、「コイネガウ」と読みます。

 ここまでの曲が全部長調の曲(明るい曲)だったこともあり、短調(暗い曲)を作ってみたい、と思い、コード進行本(この頃になると流石にスリーコード以外がバンバン出てくるコード進行本使ってましたが)でAmのコード進行を探してくっつけてメロディーを作ったものです。そして、リンレンV4を入手したこともあり、この曲から、レン君が参戦しています。ここから、カイト兄さん&レン君のツインボーカル曲づくりが私の主流となります。2人で歌った方がハモリが気持ちいいんですよ。ただ、主旋律とコーラスを均等に割ってるので、得意音域完全無視してます(笑)。その結果、レン君が低い部分のコーラスですごく苦労してます。かなりブライトネスあげまくって、酷使した声で歌わせてますね。でも、サビの掛け合いのところは結構気に入っていたりします。

 この曲まで、本で調べることはあったものの、ほぼ自己流で曲を作っていたのですが、いや、もうネタ切れだわ、と思ったのがこの時期です。このまま曲作り続けてもクオリティーはきっと上がらないと悟ったので、DTMスクールに月1で通い出したのでした。このころ、まだオンラインで学ぶなんて体制はあまりなかったので、ノーパソを無印のリュックに詰めて都会まで通っていました。いや、懐かしい。あの頃習っていた先生元気かなあ。行って帰って1日終わるような日程でしたが、限界を感じたら、誰かに習うのはすごく良いと私は思います。ネット上にも情報が大量にありますが、やっぱりマンツーで教えてもらうと、分からないところが分かります。特にミックス。ミックスについての本、私も何冊か読んではいたのですが、書いてある通りに行うことはできても根本的なことが全く分からなかったです。コンプとは何だとか、コンプの際のパラメーターっていったい何を表しているのかとか、コンプレッサーってアイロン?みたいな。コードについてもそうですが、知らない言葉をずらっと並ばせられると、とっつきにくくて、頭に入ってこないです。まあ、私だけの話かもしれませんが、読んだけど、分からない。というか、脳が受け付けない、みたいな。でも、逆に言えば、コード進行の理論もよく分からないし、定番コード進行が何たるかもよく分からない。ミックスはプリセットで全部行っちゃえって感じでも、この曲ぐらいまでのクオリティーなら作れるということです。うん。また、この曲の前ぐらいに、スタワンがprofessionalにグレードアップしています。できること増えたはずだけど、この曲ではそれほど変わったところはありません。エフェクトで使えるものが増えて使ったのかなってぐらい。外部音源を取り入れるのはこの次ぐらいですね。